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四日市市の鵜の森公園内には数奇屋造りの茶室「泗翠庵」があります。
気軽にお茶を楽しめる椅子席の立礼席もあり、日本古来の伝統文化に親しむことができる茶室です。

今回の茶事での茶懐石は本校で50年以上の講師を務めた竹内兵吉先生にご指導をいただき、作法や所作を遠州流茶道の中川宗津先生にご指導をしていただきました。

学校の実践棟と茶室「泗翠庵」を使用しての茶事で、お客様に一番いい状態のお料理が提供できるよう、オンライン中継でタイミングを図りながら茶懐石の調理とおもてなしを行いました。

今回の茶懐石の一部とおもてなしの様子も一部紹介します。

そして、茶懐石の後は「濃茶」を味わい、「薄茶」で和やかな雰囲気のお時間を過ごしていただきました。

これで茶事のおひらきです。
茶懐石において最も肝要なことは「亭主の心遣い」、すなわち私たちはお客様に対して思いやりと配慮の気持ちを持ち、心をこめておもてなしをすることです。
また、お料理は品数や贅沢な材料、華美な包丁さばきではなく、誠心誠意、心を込めた料理を供することが大切であることも学びました。

竹内先生、中川先生、遠州流の茶道の先生方、熱心にご指導くださいまして本当にありがとうございました。